「くそが…。この俺に蹴りを決めるなんて…。もういいし。そんな女なんかよりいい女は山ほどいるしな。もうどーでもいいわ！」
そう言って林田くんは走って逃げていった。
「唯、大丈夫か？」
「…うん。あのさ秀……」
「ん？なんだ？どっか痛むのか？」
「さっき…唯は俺のものって言ったけどあれって…」
「あー言っとけば離してくれるかなって思った。嫌だったか？なんかごめんな？」
「ううん！全然！むしろ嬉しかったし…」
唯は顔を赤らめて恥ずかしそうに呟いた。
なんか唯の顔見てたら俺まで恥ずかしくなってきた…
なんでだよ
