席に座った後、女の子に小さな声で「宜しく!」と言った。
女の子は笑顔で頷いてくれた。
「HR始めるぞ!」
その合図でHRが始まった。
また女の子に出会えたことが嬉しくてほんとんど担任の話なんか耳に入ってこなかった。
HRが終わり女の子に話かけようとしたのにクラスの奴らが机の周りに集まってきた。
俺の前には化粧の濃いパンダがいた。
名札を見てみると橘美嶺と書いてある。
「滝川くん!どこから来たの?」
となんか上目遣いで聞いてきた。
キモッ!
「東京」
俺は速く終わらせようと冷たく言う。
「兄弟はいるの?」
「妹が一人。」
「亮って呼んでいい?私のことは美嶺って呼んで!」
「無理」
てか、なんなんこいつ!まじでうざい。
「あっ!学校案内してあげようか?」
あぁまじしつこい。

