声なき天使〜奇跡〜




教卓の前に転校生が立った。



女子の声がより一層大きくなった。




おそらく男の子だろう。


しかもかなりのイケメン。



って、あれ?



あの人どこかで…?



そう思った直後、男の子と目が合った。



すると…



「あっ!今朝の女の子!」


と指を指して私のことを見ている。



クラスの視線が一気に私に降り注ぐ。



うっ…なんか嫌だ。



そう思いながらクラスの視線から逃れるため俯いた。