声なき天使〜奇跡〜





周りの男子が亮を茶化している。



亮の手が頬に触れた。



“やめて”



口パクでそう伝えたけど完全に無視。



「キース、キース!」



クラスの皆が叫んでいる。


そして…唇が重なった。


「んっ…」



息が出来ない。



嫌だ、こんなキス。



涙が頬を伝わる。



口の中に亮の舌が入ってきた。



目から涙が次から次へと溢れだす。



その後、ゆっくり亮が私から離れた。



「うわ〜生々しい!」



「亮。やるなぁ!」



そんな言葉が聞こえる。


顔から火がでそうなくらい恥ずかしい。