「これから、高杉学園。入学式を始める。」

「司会は、わたし…生徒会会長。高杉月夜が行う」

「始めに開式の言葉。生徒代表、佐々木凛架」
ー暖かい日差し。鳥のさえずり。そして桜が舞うこの季節。ー

「そーしーて!この緊張感!!くぅー!たまんないねぇー!やっぱり春はいいねよねぇ。」

凛架は自分で言った言葉にうなずきながら話した。新入生は驚いたようで目を丸くしている。

「春と言ったら…ピンク!ピンクは恋愛の色!やっぱ春は青春の時期だよねぇー!!」

ーダンッー!!

「いったぁーい!」

「誰が連想ゲームをしろと言った?開式の言葉だ!開式の言葉!」

「へーい…これから、高杉学園入学式を始めます。これからあなた達はこの学園を引っ張って行く大切な生徒です。仕事をしているのと同じ生活を送ると思いますがしっかり志を持ちましょう。」

「そうそう…それでいいんだ。次は」

月夜が言い切る前に

「厳しい生活になると思いますが、楽しむ心も忘れずに!友情も大切ですからね!あと…恋愛感情も!忘れずに!恋愛関係なら私凛架におま」

月夜が口を挟む

「ありがとうごさいました!次に学園長の言葉。学園長、高杉 優よろしく。」