スゥー
と、襖が開いた。
今度は何?
ぞろぞろ、男の人が入って来た。
皆、背が高くて私の頬に冷や汗が流れた。(普通の高さなのだが日和にとって、異常な高さに見える。"日和"だけ。)
?「おい、小僧。お前はどこの者だ。」
どす低い声で、聞かれてビクっとなってしまった。
小僧って、やっぱり私だったんだ。
?「土方さん、子供にそんな怖く当たったらダメですよ。君、何て言う名前か教えてくれる?」
こ、子供じゃないけど‥‥
日「えっと、も、望月 日和。」
?「名前どうり、ひよこみたいだな」
グサッ、うぅ"また言われた。
ひよこよりも背が高いもん。
(当たり前↑)