「きっと、私はあなたの事が、

どうしようもなく好きなんだと思う。」






「好きで、好きで、大好きなんだと

思う。」








「あなたも気づいてるでしょ?」







「普段の学校生活で私がこんなに感情的

にならないって。」








「私は兄を失ってから、何に対しても、

無関心に生きてきた。」




「だけど、あなたが、

私の心を体に再び戻してくれた。」





「気づいたら、あなたに対して、

いろいろな感情を抱いてた。」







「今思えば、どれも貴重な私の感情だった。」





「溺れていた所を見つけて、

あなたと出会い、


同じ学校、クラスになって、


ある日を堺に友達になった。


友達になったせいで、私の中で


負の感情が増えて、


今日、今、感情が、爆発して、

初めてあなたを知る事ができた。」










「俺ね、小学校、中学校時代みたいな生活

は送りたくないっておもって、

必死に高校で友達を作ろうと頑張った。」






「でも違った。勿論、今は友達も増えて、

充実してる。

だけど、なにかが足りないって思ってた。」







「今やっと、なにが足りなかったのかわかった。」







「もう我慢しなくていいよね?

亞実ちゃんの気持ちも聞けたし。」






「でも、もう一回確認したいな?」






「いやっ!一応・・・恥ずかしかったんだから……。」






「やっぱいーよ!俺の我慢がきかなく

なりそうだし・・・」