意地悪な幼なじみが冷たい理由

手を引いていた裕美ちゃんも、私が下がったことにより止まった。



「芙美?」


裕美ちゃんが頭にはてなを浮かべながら振り返る。



「な、に?」


状況がよくわからなくて、私も振り返る。



私の手を握ってる、何者かの手の先には……アヤちゃん?

私の目をジッと見ている。





「なんで、泣いてんの?」


「はな、して」



なんとか声を搾り出す。

こんな顔、見られたくなかった。



嫉妬に歪んだ醜い顔なんて。