意地悪な幼なじみが冷たい理由

「っ、ありがとう、裕美ちゃん。
言えるようになったら言うから……」


「うん、待ってる。無理しちゃダメだよ」



またもや優しい裕美ちゃんに言葉で返せなくて、涙が出そうになって……

ただ頷く。



裕美ちゃんはうんうんと頷くと、前を向きそっとしててくれた。








少し時間が空いてからアヤちゃんが登校してきた。

周りには……取り巻きの女の子。




「ねぇ~、橘くぅん。
やっとあの子、橘くんのこと解放してくれたんだね~」