意地悪な幼なじみが冷たい理由

「じゃあ、薬、買ってくるね」


鞄を肩にかけ、アヤちゃんの部屋を出ようとした



「……っ、また行っちゃうの?」


再びアヤちゃんが私の手を掴む。



「だって、薬、買わなきゃ。
おうちの人、当分帰ってこないでしょ」


「そう、だけど……」


「また戻るから」


「……すぐ、だよ?」


「……うん」



嬉しくなって、つい微笑んでしまう。


私は軽い足取りでアヤちゃん宅を出た。