「おはよー」




私がいくら言っても絶対返って来ることの無い返事。



第一、帰ってこようとも想ってないだろう。


ほんとやになる。






「おはよ」






ほらやっぱっ…て、えっ!!


声がした方を向くと





「何だ…」






そこにいたのは、親ではなく幼なじみの翔太だった。