「分かった!私変わる!まーくんにやっぱり別れたくないと思ってもらえる様に頑張る!」
「んー、まぁ頑張れば??あ、誠おは。」
「ん、おは。」
亮ちゃんの言葉でドアの方へ目線をやる。
いつもと同じようにだるそうにこちらへとやってくるまーくん。
「おっはよーー!!まーくん!おはようのギュ……」
そうだった、まーくんの嫌がる事はしないって決めたんだ。私はまーくんに抱きつかず元の位置へと戻った。
「うわ、まじじゃん!こいつ!」
大ちゃんがゲラゲラと私を指さしながら笑う。
「そうだよ!!私はもうまーくんが嫌がることはしないって決めたんだ!」
まーくんは目を細めこちらを見て一言
「ふーん。頑張れば?」
「頑張るね!!」
よし!こーなれば、とことんやってみせますとも。
