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「それで?別れるのはどうにかやめることができたけど、距離を置こうって?」
「あら~これは完全に別れる道だね。」
ひどい。ひどいよ皆!
「まだ、別れるって決まった訳じゃないもん。」
「いやぁ〜俺だったら耐えられねぇな。
逆にここまで耐えられた誠に拍手だわ。」
皆は亮ちゃんの言葉にうんうんと頷く。
「ひどい!あっちゃんもみーこも亮ちゃんも大ちゃんも!!」
4人は顔を見合わせて首をかしげた。
私がまーくんのために尽くしてきたどこがダメなのか思い浮かばす考えていると大ちゃんが
「お前何がダメなのか分からねぇってやべぇぞ。
仕方ないから俺が誠の代わりに言ってやるよ。
一つ目、毎日朝起きたらすぐ電話。
二つ目、学校では常に隣にいる。いやついてくる。
三つ目、恐ろしいくらいの束縛
四つ目、部活の集まりにも付いてこようとする。
五つ…「わ、分かったよ!もう充分、分かった!」
そっか、私のやってた事ってまーくんを困らせてただけなのか…。
