「ふふっ、蒼也おでこあっかぁーい!」
「あ、本当だ。蒼也くん腕を枕代わりにしてたから痕がついちゃったんだね」
びしっと俺のおでこを指差す陽菜と心配そうに俺をみる柚希
とりあえず、俺のことを指差して笑った陽菜にデコピンする
バッチーン!!
「にゅうっ?!」
お、いい音したな
思っていたより威力が強かったみたいで陽菜は赤くなったおでこをさすっている
「もう、陽菜ったら」
呆れながらも陽菜の頭を撫でる柚希
「柚希ぃいいっ!」
「でも、自業自得だよ。陽菜が悪いもん」
「うぅ…、それは…」
目に見えて落ち込む陽菜
