頭に何か硬いものが当たった
「…バスケットボール?」
「蒼也ごめん!」
どうやら俺に当たったものはバスケットボールだったようだ
これは、痛いな
「陽菜か」
「うん…。シュートしてボールがリングに当たってそれでボールの方向が変わって…」
「んで、そのボールが俺に当たったわけだな」
「…」
頷く陽菜
はあ…と溜息をつく
「これは不運の事故だから気にするな。俺、保健室行ってくる」
保健室に行って冷やすものもらって休めば痛みも引けるだろう
ボールが当たったところを押さえ、足を軽く引きずりながら体育館を後にした
