ガラッ




「はあっ…っは…」



「は…っ…はぁ…蒼也…はや、すぎ…」



2人息切れしながら教室に入る
結局教室につくまで陽菜に追いつかなかった



「どうしたの、そんなに息切れしながら入ってきて…」



稀斗が不思議そうに聞いてくる



「陽菜のせい」



「蒼也のせい」



お互いを指差して睨む



「陽菜が俺の背中叩くからだろ」



「蒼也がぼーっとしてるのが悪いんだもん!」



「だからと言って叩くなよ!」