「ふあぁぁー」



眠い…あくびしながら通学路を歩く



「おっはよー!」





ドガッ





「っつ!」



背中を硬い何かで叩かれた
その衝撃で数歩前に進む



俺のことを叩いてくるのは一人しか居ない




「った…、おい陽菜!」



陽菜だ
そう確信して後ろを見ると思っていた通り陽菜が立っていた