先に声を出したのは彼だった。

「......なァ、アンタ」

「!!......なに」

彼は目線を落とした。
私も釣られて目線を落とす。

彼が見ていたものは...

「きゃっ...!?」

「すけすけだぞ」
「い、いつから!?」
「初見から」
「お、教えてくれてもいいじゃない!!」
「ふ...ふざけんな!!こっちは見たくもね えもん見せられて迷惑してるっていうのに!!」
「ひどい!現役JKのブ...下着が迷惑ですって!?!?」



これが、私たちの初会話だった。