「後藤由香里さんのご両親にはもう話すことはございません。婚約の事はなかったことにとお伝えしたはずです。お帰りください」 俺は怒りを抑えてていねいに言った ここまでなら抑えきれてたのかもしれない 「土味川波瑠汰様。どうかお許しを。由香里にはしっかりと指導しますので、警察には‥・・。金ならだす」