「……あぁ、なるほどね。そういうことか。」



「そういうことってどういうこと!?奈々ちゃんだけ納得してないで、私にも教えてよ!」



「いや、この気持ちは、光自身で気付かないと。私からは言えないな。」



な、なぜに!?



「病気じゃない?」



「バカね、そんな訳ないでしょ。……いや、言いようによっちゃ、病気に入るかも。」



う~ん……なんか答えが中途半端だけど、要するに、自分で見つけろってことだよね!



よし、頑張ろう!と、訳の分からない気合いを入れる私を、奈々ちゃんは微笑んで見ていたのだった。