学校のこととか昔話とか話しながら帰った。


もう面白すぎてお腹が痛いくらいに笑えた。


こんなに笑ったの初めてだよ。



早く歩きすぎると、私の体が危ないからいつもゆっくり帰ってるけど、優太くんは私の歩幅に合わせて歩いてくれた。


あっという間に時間がすぎて、家についてしまった。




好きでもないのに、もっと一緒にいたいって思った。



「今日は、ありがと。」


「こっちこそ楽しかった、ありがとな」


「じゃあ、またあした」



「またな。」



明日が来ることを信じて“またあした”って言えたんだ。