一年生から順に発表していく。



もうそろそろで、私たちの出番だ。


「続いて、二年三組の皆さんです。お願いします。」


私たちは一斉に立ち上がり舞台に立った。



そして私はピアノの前に立ってみんなで礼をした。



指揮者の子と目を合わせる。



そして始まった。


始まるとあっという間だった。



今までで一番気持ちよく弾けたと思う。