キミを信じて







「ヒメちゃん、まだあの日のこと自分のせいだと思ってるの?」
カチャ

カップをしずかに置いて聞いてきた

「・・・・・私のせいでしか、ないよ」

「違う!騎士はヒメちゃんのせいなんて思ってないはずだよ!」
キヨさんはあの日もそう言って
自分を責めている私を慰めてくれた


「私の、せいだよ・・・・みんなから大切な人を奪ったんだよ」

「だから、龍輝から消えたの?」

「え・・・・?」