ー姫華sideー
「あらためて、聞く。俺達の仲間になるか?」
銀河が真っすぐ強い瞳で聞いてくる

「裏切らない?」

「あたりまえだよ、ひーちゃん」
青翔が優しく微笑む。
「おう!信じろ。ヒメ!」
悠紀がニカッと笑う
「大丈夫だよ、ヒメちゃん」
強く優しく笑う聖


ひーちゃん、ヒメ、ヒメちゃん
3人が呼んでくれた私の名前

「よろしく、姫華」
ふわりと、微笑んだ仁

「俺等が守るよ。だから、仲間を信じろ」

「銀、河・・・」
泣いちゃうよ・・・

「おいで、姫華」
手を差し出す銀河

「うん」
差し出された手に自分の手を重ねる