「お兄ちゃん!!!ごめん、ごめんね」
お兄ちゃんの元へ近づく

「ひめ、か・・・・なくな」

「だって、だって・・・・・・」
お兄ちゃんが
私のせいで・・・・・
ぎゅっとお兄ちゃんの手を握ると

お兄ちゃんは目を細めて笑うと

「姫華、幸せになれ。」








そう言って目を閉じた