「千佳ちゃん、悠。ご馳走様でした!」 悠と違って男子高校生っぽい龍平くんの笑顔は子供みたい、なんて思う。 「また来いよ龍平」 「冬休み中にもう一回絶対行くから待ってろ」 あたしたちを指差しながらドヤ顔なんかしながら龍平くんは帰った。 「俺たちもそろそろ寝るか」 「そうだね」 あたし達二人も楽しい時間が終わると一気に疲れが身体にきた。 ベットにもぐり目を閉じる。 明日も1日平和に過ごせますように。 そう心で唱えてゆっくりと意識を沈めていく。