2年B組 というプレートが掛かっている教室を除くとワイワイとにぎわっている様子だった。




すでに出来上がった様子のグループの輪。





くだらない。






あたしはそんな物に目も向けず、黒板に貼られた座席表を見に行き、自分の席に着いた。





前から2番目の窓際だった。






はやく高校を卒業して自立したい。

はやく1人になりたいと思っていたあたしは

友達なんて、そんな薄っぺらい関係の人間なんて必要としていなかった。




だから、どんな人間にも興味がない。