俺はあの街の高校への転入手続きを行った。


そして、母さんの葬式にも出席した。



転入手続きを終え、2年からはあの街の高校で過ごす事が決まった。


そしてそれからは何事もなく1年の生活を終えると、あの人に電話をかけた。



---プルルルル



3コール目にようやく声が聞こえた。



「手続きが終わったのか。10時に駅前に来なさい」



そう言うと電話は切れた。