そうして今に至る。

私は自転車をこぎ、近くの図書館に向かう。

…勉強する前にアイスでも食べよう

なんて全く勉強する気0な私はまずコンビ二に向かった。

高校は第一希望のところに受かったんだし、勉強しなくていいじゃん。

脳内の愚痴が止まらない。

そうして自転車をこいで行くとあっという間にコンビニに着いた。

なんのアイス食べよっかな〜

とこの時は上機嫌で考えていた。

あの時までは…

「ねぇ、君一緒に遊ばない?」

コンビニの入り口の前である男子1人と女の人2人が話していた。

いや、女の人が一方的に話しているのか?

…これは世で言う‘逆ナン’!

とか考えながら私は関係ないのでコンビニに入ろうとした。

「あ、えっと、友達待っているので…」



「えー、いーじゃん!遊ぼー?」

……

「困りますって…」

………はぁ

ここは私がヒーローになっちゃいますか。

『あ、遅くなってごめんねー!』

私は元気に男子に手を振る。

しかし、男子は頭上に?を浮かべている。

『夏希君、早く行こ?』

名前が分からないので漫画のキャラを言った。

私はボソッと言った。

『私に合わせて』

「…遅いよ…じゃあ行くか
ということなんですいません…」

男子は私の手を引いて歩き出した。

え…!アイスー!