暑い…
だから夏は嫌いなのに…
あのババ…お母さんめ…
私は脳内で愚痴をこぼしながら自転車をこいでいる。
今は暑い暑い8月の中旬。
蝉が大合唱をしている。
爽やかな風など一切吹かないし、新しい出会いなんてないし、勉強は全くはかどらないし…
なぜこんな思いをしているかというとことは10分前。
* * * *
ソファーに寝っころがり漫画を読んでいるとお母さんが話しかけてきた。
「雪乃?勉強は?」
ニコニコしているお母さん。
『え?勉強?してないけど?』
私は漫画を読みながら答えた。
「…雪乃…」
『んー?』
すると、お母さんは私の読んでいた漫画を取り上げた。
『あー!今、主人公と夏希君いいところだったのに!』
「知らないわよ!図書館にでも行って勉強してきなさい!」
私はお母さんに言われるがまま家を出た。
だから夏は嫌いなのに…
あのババ…お母さんめ…
私は脳内で愚痴をこぼしながら自転車をこいでいる。
今は暑い暑い8月の中旬。
蝉が大合唱をしている。
爽やかな風など一切吹かないし、新しい出会いなんてないし、勉強は全くはかどらないし…
なぜこんな思いをしているかというとことは10分前。
* * * *
ソファーに寝っころがり漫画を読んでいるとお母さんが話しかけてきた。
「雪乃?勉強は?」
ニコニコしているお母さん。
『え?勉強?してないけど?』
私は漫画を読みながら答えた。
「…雪乃…」
『んー?』
すると、お母さんは私の読んでいた漫画を取り上げた。
『あー!今、主人公と夏希君いいところだったのに!』
「知らないわよ!図書館にでも行って勉強してきなさい!」
私はお母さんに言われるがまま家を出た。