「こんのくそばばあ....!と、とにかくちげぇからな!!」 勢いよく店を飛び出した雅美の背中を見送ってポツリと占い師が呟いた。 「お守りは持って行くのか」 それからはっはっは と笑いながらいつもの様に本を読み出した。