惚れたって、言わせてやるよ



苦笑いを浮かべながら着いて来る彼を振り向き見ていた私は。


きっと私は今日の出来事を忘れないだろう。


怖いこともあったけど…なにより。


楽しかったから。


「祐介!私ね」


「なんだよ今度は」


だから今はまだ。


「友達ならなっても良いよ!」


半分叫ぶ感じに告げて。


祐介となら最高の友達で居られると思う。


お互いに本気で言い合える仲間として。