惚れたって､言わせてやるよ

｢俺もアホ女から変えてやっただろ?｣


｢そもそもアホ女は私の名前じゃないよ!｣


｢ほら良いから下の名前で呼んでみろよ｣


もうっ!｡


いざ呼び方を変えると少し恥ずかしいんだから!｡


でも大丈夫だよって言った手前断れない｡


覚悟を決めたのか俯き小さく深呼吸して｡


｢ゆ…祐介…?｣


｢っ!｣


ゆっくりと顔をあげ祐介を見ると自分と同じく顔を赤くして､片手で口元を隠していた｡