「お前が俺以外の男と一緒に居たのを見て冷静じゃいられなかった」


「高橋…」


「今日のお前は周りのどの女よりもすげぇ可愛くて…正直俺が隣に居て釣り合ってないんじゃないかって思えた」


そんな事ないよ…。


私なんかより高橋の方がカッコ良かったし、隣に居るのが緊張したぐらいなんだから。


「っ!?…明里?」


私からも祐介を抱き締めていた。


「さっきは助けてくれてありがとう高橋」


あの時の高橋は…。


「凄く…その……カッコ良かった」