「高橋…」


私と男性の間に来ては男性の腹を蹴り飛ばし離れた私を抱き寄せる。


「こいつは俺の女だ!触るんじゃねぇよ」


「チッ…行くぞ」


2人の男性が走って去っていく。


「高橋…ありがとう」


「今日はもう帰ろう明里」


「私なら平気だよ?」


しかし聞く耳持たず手を握られては早歩きで遊園地から出て行く。


「た…高橋…?」


分けが分からず不思議に感じながらも着いていき。