惚れたって、言わせてやるよ



絶対好きになんてならないんだから!。


そう自分に言い聞かせているが。


最近は。


少しづつだが彼の事が気になってる自分もいる。


「ほら…」


隣に来た高橋から手を差し出され。


前までなら振り払っていただろう。


けど今は振り払う気はなく。


その手に自分の手を重ね軽く握る。