「礼を言われるような事はしてねぇよ」 「心配してくれたんでしょ?だから…ありがとう」 振り向けば顔を窓側に背けてしまった。 小さく笑ってから再び前を向く。 そうだ。 気にしないでおこう。 いつかは慣れるだろうし。 それに何だかんだ言って祐介も本気になって心配してくれたし大丈夫だよね。 そう自分に言い聞かせながら授業に集中した。