そんなぱっと思い付くような物を端から頭の中で思い浮かべ。
「まぁそいつの気持ちを聞かないと貯めても意味がないんだけどな」
「気持ち?…誰かにプレゼントしたいの?」
まさかとは思うが、自分なんじゃないかと期待してしまうも慌ててその考えを消し。
「プレゼント…な」
小さい声で呟いたと思ったら急に上着の内側にあるポケットから長い箱を取り出す。
「これを渡す前にお前の気持ちを聞かせてくれないか?」
「……えっ?」
「その…だな…………」
少し言いにくそうに視線を泳がして。
小さく深呼吸してから真剣な顔しながらこちらを真っ直ぐ見てきて。
「気が早いかも知れないが………高校卒業したら俺と結婚してくれないか?」
そ、それって…まさかの。
プ、ププ、プロポーズ!?。
驚いて固まっていたが我に返ると顔を真っ赤にして。
「あ、あの…祐介…」
「お前が嫌ならそう言ってくれ」
これは半端に答えてはいけない事だ。
でも、私の中の答えはまるで待っていたと言うように決まっていた。

