惚れたって、言わせてやるよ



あれから2人で昼ごはんを食べ終わり、暇だからか学校帰りにいつも寄っているケーキ屋に向かう。


昼ごはんぐらい私が奢ろうと思ったのに、先に支払いしちゃったし…。


「祐介…ありがとう」


謝るではなく、文句を言う訳でもなく、ここは礼を言うべきだろう。


奢ってくれたのだから…その厚意に甘えよう。


「ふっ…構わねぇよ」


ケーキ屋に着くと店内へと入っていき私は店内の甘い匂いに落ち着く。


まぁ、最近はここより祐介の傍の方が落ち着くけどね。


「さて…今日は何を食べようかな」


沢山の種類が並ぶケーキを見ていき考える。


「今日はモンブランとフルーツタルトにしようかな」


いつもの事で先に席へと行き座ってる祐介の元へ、ケーキを注文して支払いを済ましてから向かう。


私が両手で持っているトレイにはモンブランとフルーツタルトが乗っかっている。