「わ…私の初めて…を」 キスをした本人は。 私を真っ直ぐに見つめてきて。 「お前の事が気に入った」 なっ!。 気に入られる意味が全く分からないんだけど!。 それに気に入ったからってキスする!?。 「私はあんたみたいな奴嫌いよ!」 こんなサイテーな男好きになんかなれるもんですか!。 「なら…惚れたってお前の口から言わせてやるよアホ女」 「最後までムカつく!」 睨むもこいつには効かないらしい。 余裕そうな不敵な笑みを浮かべていた。