私の声に気付いたのか笑顔を浮かべたのが見え私も釣られて微笑みを浮かべた。 その時祐介が転けそうになったのを無理矢理立ち直し走って来る。 パンッ、と私の手に祐介の伸ばした手が当たり終わる。 「なんと!勝ったのは明里と祐介ペアだ!」 司会の女子が元気な声で言う。 しかし今の私からしたらそんな事よりも…。 「ゆ…祐介!…さっき」 「平気だ気にすんな」 隠そうとしてる事などすぐに分かった。 馬鹿…なんだから。 微笑みを浮かべしゃがんで呼吸を整えてる祐介の頭を撫でる。