「祐介?…あの?…」 「そう言って俺以外と組む気だっただろう」 気遣いだって気付かれてない?。 「私はただ足が遅いから迷惑だろうと思って言っただけだよ」 「なんだそんな事かよ…なら問題ねぇよ」 えっ?。 「どうゆう事?」 「お前の次に俺が走れば良いだけだ、例え相手との距離がかなり離れたとしても俺が絶対追い抜くからな」 す、凄い自信。 「私だって走るからには頑張るよ」 「おう!絶対勝とうな!約束だぞ良いな?」 「うん!」 お互い手を拳にするとコツンと合わせる。