「まさかお前からしてもらえるなんてな」


驚いて固まっていたがすぐにちゃんと立てば貴女の肩を掴み壁に追い詰めると唇にキスする。


「んっ!?」


急にのキスに驚いてしまい固まる。


「仕返しだからな」


ゆっくりと離れたと思ったら耳元で囁かれ顔を真っ赤にする。


「祐介はずるい」


嬉しいと思ってしまうからかつい素直になれず顔を逸らして呟く。


「お前からのキス嬉しかったぜ…そろそろ行くか」


不敵な笑みを浮かべてから手を掴み、握ると引っ張るように歩き出す。


私…祐介に振り回されそう…。


そう思いながらも少しワクワクしながら着いていく。