「今日は俺に甘えてろ良いな?」 そんな真剣な顔して言われたら言い返せないよ。 「ありがとう…祐介」 小さく頷きチケットを買いに行った祐介の隣に行く。 「まだ少し時間があるな…どうする?明里」 「じゃああそこに行こう」 今上映してる映画のグッズが売ってる売り場を指差す。 「分かった行くぞ」 手をギュッとお互いに握り締めながら歩き出し向かう。