惚れたって､言わせてやるよ

｢それからお前を無意識に目で追ってた｣


時々視線を感じたけど…祐介だったんだ…｡


あの時の私は全く気にしてなかった｡


｢で…でも私祐介が思ってる程可愛くないから｣


｢俺が可愛いって言ってるんだからお前は可愛いんだよ｣


胸が暖かくなるのと同時にうるさくなる｡


｢それに…私だって周りにいる女の子と変わらないよ…｣


｢違うだろ｣