正直少し塩が多かったかなと思ったけど。 私の為に頑張って作ってくれたんだと思えば凄く…美味しく感じた。 「凄く…美味しいよ祐介」 胸がポカポカと温かくなるのを感じながら笑顔を浮かべ感想を言う。 「そ…そうか…なら良い」 満足したように笑顔を浮かべた祐介を見て顔が赤くなる。 きっと顔が熱く感じるのは熱のせいだけじゃない事は分かっていた。 別の意味で熱があがりそうだよ…私。 掛け布団をギュッと掴みながら俯く。