「やっぱりやりたくない」


「俺が一緒にいんだから頑張れよ明里」


着替えてから校庭に出ていったは良いが。


着くとすでにドッチボールの準備がされていた。


それを見ただけでため息をつく。


だが来てしまったからには仕方ない。


せめて足手まといにならないように頑張ろう。


そう気合いを少し入れてから並んで準備運動をする。