えっ?。
「お母さんがいないって…」
「俺が小さい時に交通事故で亡くなった」
そうだったんだ…。
「ごめんね…聞いちゃいけない事だったね」
スプーンで救っていた手が止まり俯き謝る。
祐介にとっては聞かれたくなかった事かも知れないよね。
「別に構わねぇよ…お前はしらなかったんだから」
顔をあげると微笑みを浮かべ。
「なら私が治るまで傍にいて看病してあげるから」
母親みたいにずっとは居られないが、せめて看病ぐらいはしてあげたい。
そう思えた。
「ありがとな…明里」
不意に頭の上に手を置かれ優しく撫でられていた。
こんな頭を撫でられるぐらいでドキドキしちゃうし嬉しく思うなんて。
私って単純なのかな?。

