「ほんと甘いの苦手だよね祐介は」 笑っていて。 「そんな事知ってるのはお前だけだろうな」 えっ?。 キョトンとした私に向かって、顔を赤くして照れたのか片手で頭を掻きながら。 「お前以外と放課後にどこか出掛けたりしないからな…特にケーキ屋なんかな」 やめてよ…。 そんな顔しながらそんな言葉を言わないで。