僕はまだ10代だった。当時、テレビ番組をきっかけに、大ブームが起こったアカペラを僕もやっていた。とは言っても小さな頃から唄うことが好きだった僕なので、たとえそれがバンドブームでも、演歌ブームだったとしてもなんでも良かった。要は、唄う場所が欲しかった。